『41歳からの哲学』 池田晶子

面白かった。
週刊誌の連載をまとめた本らしく
時事ネタをテーマに書いてある。
エッセイという感じで読みやすかった。
読書のウォーミングアップにぴったりだ。


普段、漠然と「なんだかなあ」と思っている事柄について
ここでちゃんとそのなんだかなあと思うわけを解説してもらって
スッキリしたページがたくさんあった。
中には「うーん??」って思う部分もあったけど
基本的な考え方は同感です。
馬鹿にはなりたくないということです。
自分自身がゆらいだ時、読めば自分を律することができそう。


これが哲学とタイトルにつくのや41歳なのが?だったけど
最後の著者の紹介で「哲学するとはどういうことかを日常の言葉で語ることに定評がある」とあったので
そうなんだーと思いました。これは哲学していることになるのだな。
そして『14歳からの哲学』という本を書いてあるそうで、
だから今度は41歳なのかなと単純に思いました。
年齢と内容は別に関係ないと思うので。